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経動脈的抗癌剤動注-塞栓療法(TACE)により著明な腫瘍縮小効果を確認した腎機能障害を伴う高齢者肺扁平上皮癌の1 症例
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JPY
Abstract
症例は腎障害合併の91 歳,男性。2009 年に左肺野に小腫瘤影を指摘されたが放置。腫瘤は徐々に増大し2010 年4 月にTBLB とCT から肺扁平上皮癌で,病期は右肺腫瘍の存在からstage Ⅳ期と診断した。全身化学療法は高齢で軽度腎障害がみられることから施行せず。われわれは,同意を得た後に抗癌剤量が少ない経動脈的抗癌剤動注-塞栓療法(TACE)を施行したが治療中やその後において副作用は観察されなかった。患者は通院しなくなったものの8 か月後に感冒治療にて来院され,その際のCT で腫瘍は87%縮小していた。この方法は,高齢者や肺合併症を有する非小細胞肺癌症例に対し副作用の少ない新しい治療法となるかもしれない。
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/content/article/0385-0684/40070/917