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p53染色陽性を呈した形質転換濾胞性リンパ腫に対してRituximab併用Bendamustine療法が奏効した1 例
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JPY
Abstract
濾胞性リンパ腫(follicular lymphoma: FL)から形質転換したp53 陽性リンパ腫に対してrituximab 併用bendamustine(BR)療法が奏効したので報告する。症例は64歳,女性。2007 年7 月に右下腹部痛・体重減少のため初診となり,末端回腸の腫瘤と頸部・縦隔・腹部リンパ節腫脹を認めstage ⅣのFL と診断した。rituximab 併用CHOP 療法により完全寛解(CR)を得たが,2 年半後に縦隔リンパ節に再発した。ibritumomab tiuxetanでCR を得たが,その10 か月後に胃粘膜下腫瘍として再発した。胃粘膜下腫瘍の生検でびまん性大細胞型への形質転換を確認し,リンパ腫細胞はCD20 とp53 染色はともに陽性であった。局所放射線照射を行ったが,2011 年9 月に腹部大動脈・腸骨動脈周囲リンパ節腫脹を認めた。p53欠失B細胞性腫瘍におけるbendamustineの有効性が示されており,本症例にBR 療法を施行したところCR が得られた。
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/content/article/0385-0684/40080/1055