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JPY
Abstract
再発胃癌は原則「治らない癌」として全身化学療法の対象とされ,フッ化ピリミジン系とプラチナの併用(HER2 陽性胃癌にはさらにtrastuzumab併用)が標準治療とされる。また,近年のエビデンスの蓄積からsalvage治療の有用性も広く認識されている。しかし実際,長期生存が得られる患者は全体の1〜3%と報告されている。さらなる治療成績の改善をめざして,殺細胞性抗癌剤3 剤併用療法レジメンも検討されている。また,少数例の検討ではあるが肝切除後の長期生存例も報告され,この有用性を前向きに検証する試験も始まっている。胃癌という多彩な病態を示す疾患のなかで治療選択肢の幅が広がり,それぞれの患者に最適な治療戦略が立てられるよう今後の進歩に期待したい。
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/content/article/0385-0684/40080/976