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後期高齢者の切除不能・進行再発胃癌に対するS-1+Docetaxel併用療法における高齢者脆弱性の評価
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JPY
Abstract
後期高齢者切除不能・進行再発胃癌患者に対するS-1+DOC 療法を10 例の患者に対して施行した結果,奏効率20%,部分奏効2 例,安定4 例で,Grade 3 以上の有害事象は3 例に認められた。performance status(PS)1 であった3 例ではいずれも病勢阻止が得られ,Grade 3 以上の副作用も認められなかったが,PS 2 であった7 例では治療効果,有害事象の発現に個人差がみられた。PS 2 であった症例において高齢者脆弱性評価ツールであるVulnerable Elders Survey(VES-13)で治療効果と有害事象発現の関係を検討してみると,治療効果不良群,有害事象発現群でVES-13 が高い傾向がみられた。後期高齢者切除不能・進行再発胃癌に対するS-1+DOC 療法を施行する際にVES-13 は治療効果,有害事象発現のスクリーニングツールとして有用である可能性が示唆された。
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