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JPY
Abstract
エピジェネティック治療は,分子標的薬の次の治療法として期待される。エピジェネティック異常は体細胞分裂に際して保存され,発癌の原因になり得る。また,最近の大規模シークエンス解析の結果,既知遺伝子の突然変異のみでは発癌機構が説明できない癌が多数あり,エピジェネティック関連遺伝子の突然変異も高頻度に存在することが明らかになった。すでに,DNA脱メチル化剤・ヒストン脱アセチル化酵素阻害剤が骨髄異形成症候群・リンパ腫に対して実用化されており,その他の薬剤も多数臨床開発中である。固形腫瘍への応用も試みられており,非小細胞肺癌では有望な結果も報告されている。今後は作用機序に基づいた,症例の選択,投与量の決定,併用薬剤の選択などが重要と思われる。
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/content/article/0385-0684/40110/1429