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術前化学療法を用いるStage IV 胃癌の治療戦略
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JPY
Abstract
当院では2007 年からStage IV と診断された胃癌に対しては,まず化学療法を行い,その後にR0/1 手術が可能となった症例に対して手術を行っており,この治療戦略について検討した。対象は2007~2012 年までのStage IV 胃癌46 例で,化学療法後R0/1 手術を行ったNAC 群(19 例)と化学療法を継続したCx 群(27 例)に分類し検討した。さらに2001~2006年の術前化学療法のないStage IV 胃癌でR0/1 手術となった症例をOPE 群(36 例),R2 手術となった症例をNC 群(43 例)としこれらとも比較検討した。化学療法はS─1+CDDP またはS─1+DOC を行った。病勢制御率は72%で,手術への移行率は肝転移53.8%,傍大動脈リンパ節転移62.5%,腹膜転移29.4%,T4N2 100%,遠隔転移0%であった。生存比較ではNAC群/OPE 群/Cx 群/NC 群の順に,2 年生存率が69%/55%/0%/20%で5 年生存率が35%/30%/0%/5%であった。
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/content/article/0385-0684/40120/1618