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肝細胞癌に対するRFA 後の肝外進展に対して外科切除を施行した1 例
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JPY
Abstract
肝細胞癌に対するラジオ波焼灼療法(RFA)後の肝外進展に対して,腹腔鏡下に肝外腫瘤摘出術を施行した症例を経験した。症例は52 歳,男性。肝細胞癌に対して2012 年4 月にRFA を施行した。RFA 施行5 か月後に腫瘍マーカーの急激な上昇を認め,腹部CT にて脾門部に5 cm 大の腫瘤とそれに近接する1 cm 大の腫瘤を認め,RFA 後に来した腹膜播種と診断した。肝内病巣にも3 か所の再発を認めたがコントロール可能と判断し,肝外腫瘤に対して2012 年11 月に腹腔鏡下腫瘤摘出術を施行した。病理組織結果は肝細胞癌の播種として矛盾のない像で,腫瘤は線維性被膜を有し被膜の破綻を認めなかった。術後2 か月後の腫瘍マーカーは速やかに減少し,術後7 か月が経過した現在,肝内病巣は肝動脈塞栓療法にて良好にコントロールできており,新たな肝外病巣は認めていない。肝細胞癌の腹膜播種は,肝内病巣の制御が可能であれば積極的に外科的切除することで予後の改善が期待できると思われた。
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/content/article/0385-0684/40120/1825