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腎細胞癌膵転移膵頭十二指腸切除後残膵再発に対し膵部分切除を施行した1 例
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JPY
Abstract
症例は74 歳,男性。1991 年に腎細胞癌に対して右腎全摘術を施行し,1996 年に左腎転移に対して左腎部分摘出術を施行した。2007 年に膵転移に対して亜全胃温存膵頭十二指腸切除術を施行した。2012 年11 月のCT にて残膵に造影効果を伴う腫瘤影を認め転移性膵腫瘍が疑われ,2013 年1 月残膵切除術を施行し,術後経過は良好であり,第17 病日に退院となった。組織学的診断はclear cell renal carcinoma であった。術後5 か月現在,他に再発なく,血糖コントロールも良好であり,外来通院中である。腎細胞癌の膵転移は根治切除が可能であれば長期予後が期待できる。膵頭十二指腸切除術後であったものの残膵全摘を回避することができたため,経口血糖降下薬にて血糖コントロールを得られたと考えられる。
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