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UFT+Letrozole 投与が奏効している術後局所進行乳癌の1 例
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JPY
Abstract
症例: 54 歳,女性。主訴は右胸部出血。現病歴は2008 年1 月ごろより右乳房腫瘤を自覚。増大傾向を認め,出血も出現したため当院を受診。針生検にてsolid─tubular carcinoma の診断であった。経過: 乳腺超音波検査では,右乳房全体に腫瘤を認め,計測は不能であった。同時に右腋窩リンパ節,右鎖骨上リンパ節転移が認められた。全身検索では骨転移を認めた。T4bN3M1,stage IV,ER(+),PgR(+),HER2 score 3 であった。以後,UFT(400 mg/body)とletrozole(2.5 mg)を施行した。現在4 年経過しているが,再発・転移は認めていない。結語: 局所進行乳癌であり,リンパ節転移や他臓器転移を認める場合には集学的治療が有効である。しかしながら,転移・再発を制御することは難しく,long SD を維持することはまれである。そのなかでも,UFT+letrozole 投与での報告例は希少であると思われたので報告する。
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/content/article/0385-0684/40120/2366