Letrozoleが奏効した高齢者進行乳癌の1 例

This article is available for purchase

症例は85歳,女性。2008 年8 月,他院において左乳癌と診断されたが,手術不能と判断。認知症もあるため無治療で経過観察されていた。2010 年3 月,当院受診。左乳房に易出血性の5 cm径の腫瘤性病変を認めた。転移検索の結果,腫瘍は胸壁に浸潤し,腋窩,内胸リンパ節転移を認め,さらに左胸水,胸膜転移,骨転移を有する進行癌であった。針生検を施行し,乳管癌,ER(+),PgR(+),HER2(1+)と診断された。遠隔転移があるものの患者の全身状態は良好であり,治療の適応はあると考えletrozoleによる治療を開始した。治療はよく奏効し,投与開始後6 か月で原発巣は縮小,胸水も消失した。現在,治療開始から3 年が経過しているが,病変の増悪,新病変の出現を認めていない。ホルモン感受性がある高齢者進行乳癌には内分泌療法は有効な治療である。

Share this article with others: These icons link to social bookmarking sites where readers can share and discover new web pages.

Main Menu

  • Browse by Publication
  • Browse by Publisher
  • Subjects

New Journals

  • Text size:
  • A
  • A
  • A

Key

  • access icon New
  • access icon Subscribed
  • access icon Free
  • access icon Trial
  • access icon Open Access