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癌性心タンポナーデを良好にコントロールし得た再発乳癌の2 例
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JPY
Abstract
症例1 は50 歳,女性。左乳癌に対する左全乳房切除術の2 年後に胸壁再発し,その後左頸部リンパ節と左大腿骨に転移し,5 年後に心タンポナーデを発症した。経皮的心囊ドレナージにより760 mL の淡血性心囊液を排出し,心囊腔にOK-432とアドリアマイシンを注入した。以後永眠される1 年8か月間,心囊液の再貯留はみられなかった。症例2 は67 歳,女性。左乳癌に対する左乳房温存手術の6 年後に多発骨転移が出現し,11 年後に心タンポナーデを発症した。経皮的心囊ドレナージにより900 mL の淡血性心囊液を排出し,心囊腔に薬剤を注入せずにカテーテルを抜去した。以後永眠される2 か月間,心囊液の再貯留はみられなかった。
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/content/article/0385-0684/41010/91