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JPY
Abstract
今回,術後39 年目に乳癌の局所再発を来した症例を経験したので報告する。症例は73 歳,女性。39 年前に他院で左乳癌に対して胸筋合併乳房切除術を施行されているが,左上肢のリンパ浮腫を主訴に当院受診。CT で左胸壁の軟部陰影の増生を認めた。針生検を行ったところ,転移性の腺癌と診断され,エストロゲンレセプター陽性,プロゲステロンレセプター陽性,HER2 陰性であった。乳癌の再発と診断し,内分泌療法(アナストロゾール)を開始した。治療開始後,現在まで7 か月経過しているが,PR で他の部分への再発を認めていない。術後39 年経過してからの再発は極めてまれだが,乳癌の場合は30 年以上の長期経過後も再発を念頭に置いて診療に当たる必要があると思われた。
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/content/article/0385-0684/41030/357