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リンパ節転移陰性トリプルネガティブ乳癌に対する術後補助療法としてのCMF 療法とTegafur/Uracil(UFT)内服療法のレトロスペクティブ検討
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JPY
Abstract
乳癌術後補助療法としてのtegafur/uracil(UFT)は cyclophosphamide/methotrexate/fluorouracil(CMF)レジメンに対し,ホルモン陽性乳癌に限り非劣勢が示されているが,トリプルネガティブ(TN)乳癌を含めたホルモン陰性乳癌での効果は結論がでていない。今回,リンパ節転移陰性(N0)TN 乳癌に対するCMFとUFTの効果についてレトロスペクティブに比較検討を行った。症例は2000年1 月〜2010年12 月までに当院にて手術を施行したN0のTN 乳癌50 例で,CMF施行群33 例,UFT内服群が17 例であった。全症例では統計的有意差はみられないものの,t2症例,核grade 3 および脈管侵襲ありに限った場合,UFT 群では無再発生存において予後不良であった。N0のTN 乳癌に限定した場合では,UFT 内服による術後補助療法はCMFと比較し再発予防効果が劣る可能性が示唆され,今後さらなる検討が必要である。
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/content/article/0385-0684/41040/449