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フルオロウラシルとシスプラチン併用化学療法における循環器系副作用の発現状況とリスク因子の検討
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JPY
Abstract
新潟県立がんセンター新潟病院消化器内科において,フルオロウラシルとシスプラチンの併用化学療法(FP 療法)を施行した食道癌患者を対象に,循環器系副作用の発現状況を調査しリスク因子を検討した。調査期間中61 例にFP 療法が実施され,そのうち6 例に胸痛,胸部不快感など循環器系副作用が発生した。全例,コース開始1 週間以内に発生した。循環器系疾患の危険因子である高血圧,糖尿病など患者背景に差は認められず,FP 療法実施前・後の電解質の変化と循環器系副作用との明らかな関連性は認められなかった。FP 療法の副作用として悪心・嘔吐,骨髄抑制,腎障害などの副作用は広く認識されており,その対策は周知されているが,循環器系に対する副作用についても十分な注意が必要である。
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