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がん患者の痛みが健康関連Quality of Lifeに及ぼす影響に関する検討
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JPY
Abstract
目的:がん患者の痛みが日常生活のどのような状態に影響を及ぼしているかを明らかにし,HRQOL 向上を目的としたインターネット調査を行った。対象・方法:がん患者618 名を対象に,痛みの程度によって,痛みがない(NRS 0)をA群,痛みがNRS 1-3をB群,痛みがNRS≧4 をC 群と分類した。HRQOL および痛みの評価にはQLQ-C30 およびBPI-SF を用いて,調査開始 1 週間および 24 時間における痛みと日常生活の影響について検討を行った。結果: A 群/B 群と比べ C 群では有意に全般的QOL および機能スケールの低下を認め,m怠感,呼吸困難,睡眠障害,経済的困難などの症状スケールにも影響を及ぼしていることが示唆された。1 か月以内に痛みのあった群との比較では,24時間以内に痛みのあった群で有意に全般的QOL,機能・症状スケールが低下することが示唆された。さらには,痛みを有する患者ではがん医療に対するサービスの満足度が有意に低いことが明らかとなった。結語:がん患者に対する問診では,痛みの強度および時期に注目し,さらにm怠感,睡眠障害,呼吸困難,気分・情緒にも注意して診療に当たる必要があると思われた。
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/content/article/0385-0684/41080/987