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切除不能結腸直腸癌の一次治療においてベバシズマブを初回から併用せず,無増悪のままで途中から併用することの臨床的な意義についての検討
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JPY
Abstract
根治切除不能・再発結腸直腸癌(mCRC)の一次治療において,様々な理由により初回からのBV 併用が不可能な場合,一次治療途中で無増悪のままBV を追加併用することがある。今回われわれはそのような症例をmidway BV と呼称し,その有効性について検討を行った。2010年1 月〜2012年9 月までに当院でmCRC の一次治療を開始した74 例を,BV 未使用群40例(no BV),初回からのBV 併用群25 例(BV),無増悪のままBV を途中追加した9 例(midway BV)の3 群に分類し,後ろ向き検討を行った。奏効率はそれぞれで27.5%,44.0%,55.6%。無増悪生存期間中央値は9.7 か月,9.3 か月,12.8 か月。生存期間中央値は20.3か月,22.2か月,未到達であった。少数例であり交絡因子もあるが,初回からのBV 併用が不可能であった場合,midway BV として治療することが抗腫瘍効果の面で有用である可能性が示唆された。
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/content/article/0385-0684/41090/1113