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JPY
Abstract
がん化学療法は近年急速に進歩し,その多くが外来で実施されている。そこでは食欲不振がしばしば問題となり,栄養障害あるいはQOL の低下につながる。その原因は様々であるが,悪心・嘔吐については標準化された制吐療法が普及している。口腔・消化管における粘膜炎は病態が多様で対応が難しいが,ガイドラインが整備されつつある。味覚障害への対応は遅れており,現在エビデンスを蓄積している段階である。千葉県がんセンターで全症例を対象としたスクリーニングを行ったところ,大腸がん,乳がん,卵巣がん,リンパ腫の治療中に食事のおいしさが阻害されていることが判明した。治療内容や症状に応じた個別の対応が求められる。
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