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進行癌 313例に対するWT1/MUC-1パルス樹状細胞がんワクチン療法の有用性の検討
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JPY
Abstract
目的: 多種の進行癌に対するWT1ペプチドとMUC-1ペプチドをパルスした樹状細胞療法の成績を明らかにする。対象および方法:この研究は後ろ向きに調査し,新横浜かとうクリニックにおいて2009 年5 月〜2013 年10 月までに樹状細胞がんワクチンを5回以上接種した計313例を対象とした。臨床効果を解析した。当治療は施設の倫理委員会の承認を得ている。結果313例は,投与回数平均6.0回,平均2.4×10/ 7個回の樹状細胞を接種した。313 例中292 例がRECIST v1.1 で臨床評価できた。診断時からの全生存期間は中央値28.4 か月,当院初診からの生存期間は13 か月(1 年生存率51.4%,2 年生存率36.4%),CR 7.2%(21例),PR 24%(69例),SD 37%(107例),PD 33%(95 例)と治療効果があり,大腸癌は56 例,response rate(RR)・disease control rate(DCR)は,25%・45%,肺癌39 例,31%・82%,膵癌36 例,22%・64%,胃癌34 例,32%・74%,乳癌20 例,15%・75%,卵巣癌16 例,19%・50%,食道癌15 例,20%・73%,その他の癌76 例,38%・67%の癌腫別に違いがあり,この結果は樹状細胞を使った免疫療法が一定の臨床効果があることを示している。
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