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食道癌手術における術前栄養スクリーニングの現状と評価
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JPY
Abstract
術前に栄養障害があると術後の合併症の発生率や死亡率が高くなる。特に食道癌手術患者は,術前から栄養障害に陥っていることが多く,手術の侵襲も大きい。したがって,栄養状態を正しく把握し積極的な周術期の栄養管理を行うことが大切である。そこで当院で施行している食道癌切除例の栄養スクリーニングの現状と評価について報告する。対象は食道癌根治切除例158 例。栄養指標として,年齢,糖尿病の併存,BMI,血清Alb 値,小野寺式栄養指数(PNI),Glasgow prognosticscore(GPS)に分けて検討した。検討項目は,術後合併症の発生頻度(全合併症,肺合併症,精神障害,縫合不全)と術後在院日数長期例の頻度とした。結果は,年齢,BMI,血清Alb 値,PNI,GPS の値が術後合併症の発生や術後在院日数長期化を予測する指標として有用であった。そうした症例では,より積極的な栄養管理を行うことが必要であると考える。
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