No data available.
Please log in to see this content.
You have no subscription access to this content.
The full text of this article is not currently available.
胸部悪性腫瘍に合併した骨転移症例に対するデノスマブ投与のマニュアル作成への取り組みと有用性に関する検討
Rent:
Rent this article for
JPY
Abstract
癌骨転移に対する抗RANKL抗体であるデノスマブは,その有効性,皮下投与製剤という利便性により,QOLの向上が期待されている。一方,投与時には低カルシウム血症の発現に注意が必要だが,その予防・対処法についてのエビデンスは限定的であった。当院では多職種からなるプロジェクトチームを発足させ,血清カルシウム値のモニタリング時期および頻度,カルシウムおよびビタミンD 製剤の補充方法について検討し,共通のマニュアルを作成した。そのマニュアル作成前後での低カルシウム血症の発現状況を調査した。結果として,マニュアル作成前は2 例にGrade 3 の低カルシウム血症が認められたが,作成後はGrade 3 の副作用はみられなかった。マニュアルによる副作用対策を開始し早期に対処することにより,早期発見の重篤な低カルシウム血症を回避できたと考える。
Full text loading...
/content/article/0385-0684/41110/1391