No data available.
Please log in to see this content.
You have no subscription access to this content.
The full text of this article is not currently available.
Dose Adjusted EPOCH-R 療法が奏効した縦隔(胸腺)原発大細胞型B 細胞リンパ腫の1 例
Rent:
Rent this article for
JPY
Abstract
縦隔(胸腺)原発大細胞型B 細胞リンパ腫(PMBL)はびまん性大細胞型B 細胞リンパ腫と比較し治療抵抗性であり,治療の第一選択は定まっていない。今回われわれは,肺と上大静脈に浸潤したPMBL にdose adjusted(DA)-EPOCH-R 療法が有効であった症例を経験したので報告する。症例は29 歳,女性。当院入院の8 か月前から前胸部痛,背部痛を自覚し,複数の医療機関で精査を受けるも異常を指摘されず,3 週間前に前医のCT で前縦隔腫瘍を認めたため当院を紹介された。胸腔鏡下縦隔腫瘍生検によりPMBL と診断された。前縦隔腫瘍は長径90 mm,肺と上大静脈への浸潤を認め,病期IEA,IPI low riskであった。DA-EPOCH-R療法を8 コース施行し,完全寛解を得た。最近PMBL は,DA-EPOCH-R療法により放射線治療なしで5 年EFS 93%,OS 97%と報告された。DA-EPOCH-R 療法は,PMBL 治療の有力な選択肢の一つとなると考えられる。
Full text loading...
/content/article/0385-0684/42010/119