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JPY
Abstract
今後も高齢者の消化管癌の増加が推測される。しかし,これらの患者における化学療法のデータは限られている。全身状態がよいと考えられる高齢者癌に標準的化学療法は施行されるべきである。高齢者であっても若年者同様に生存期間延長をもたらすが,高齢ゆえの毒性には注意すべきである。FOLFOX などの併用療法を施行すべきかは,合併症が少ない患者では成人と同様の治療が選択される。しかし,通常のPSで測れない臓器予備能の低下は考慮する必要があり,個々の患者に応じたきめの細かい対応が求められる。患者によっては一段階減量から開始し,毒性,有効性を判断しつつ増減するのも理にかなっている。今後,人口の高齢化に伴いこの患者群に対しての前向き試験の重要性がますます増強していくであろう。
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/content/article/0385-0684/42010/12