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JCOG 高齢者研究小委員会の活動と高齢大腸癌を対象とした臨床研究について
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JPY
Abstract
高齢がんの診療では,年齢・PS 以外にも虚弱(フレイル)を評価することは重要とされ,ADLや認知機能,抑うつ,併存症,服薬状況,社会的支援などのgeriatric assessment(GA)を行うことが国際老年腫瘍学会(SIOG)において推奨されている。日本臨床腫瘍研究グループ(JCOG)は高齢者研究小委員会を設置し,GA を含む臨床研究ポリシーを策定すべく検討中である。エビデンスは少ないものの高齢の切除不能大腸癌の初回化学療法として,69 歳以下と70〜74歳でPS 0-1の患者に対しては標準治療の導入を考慮する。一方,70〜74歳の脆弱患者(PS 2)および75 歳以上(PS 0-2)においては,オキサリプラチンやイリノテカンの導入には慎重な判断が必要と考えられ,JCOG では高齢の切除不能大腸癌を対象として,オキサリプラチンの上乗せ効果をみる第Ⅲ相比較試験(JCOG1018)が進行中である。
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/content/article/0385-0684/42010/16