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TAS-102(トリフルリジン・チピラシル塩酸塩)の効果
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JPY
Abstract
手術不能進行・再発大腸がんに対する薬物療法は,近年飛躍的な発展を遂げている。しかし,その多くは欧米を中心として開発された薬剤であり欧米と比べて日本における薬剤承認が遅れてしまう,いわゆるídrug lagðが長年の問題であった。TAS-102は,当初米国で第Ⅰ相試験が開始されたものの開発が中断され,その後日本において再度第Ⅰ相試験から開発が進められ,国内第Ⅱ相試験において良好な結果であったことから,世界に先駆けて日本で承認された薬剤である。その後発表された国際第Ⅲ相試験(RECOURSE 試験)においても,その有効性が証明された。今回,TAS-102の概要および各臨床試験結果からその効果と注意すべき副作用について紹介する。
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/content/article/0385-0684/42010/1