No data available.
Please log in to see this content.
You have no subscription access to this content.
The full text of this article is not currently available.
ティーエスワン(R)配合カプセルの副作用として発現した間質性肺炎の特徴とリスク因子の検討―非小細胞肺癌症例に対する使用成績調査および自発報告症例からの考察―
Rent:
Rent this article for
JPY
Abstract
非小細胞肺癌症例を対象にティーエスワン®配合カプセル使用成績調査を実施した。1,784例が登録され,安全性評価症例数は 1,669 例であった。副作用発現率は 67.9%(1,134/1,669 例),間質性肺炎発現率は調査全体で 1.38%(23/1,669例),単剤例では1.34%(14/1,046例)であった。間質性肺炎の発現リスク因子としてアレルギー体質,合併症(間質性肺炎あり),既往歴(間質性肺炎あり),併用抗癌剤(シスプラチン以外)が抽出された。一方,医師より自発的に間質性肺炎の副作用として報告され,かつ画像が入手できた39 例について外部医学専門家により組織された間質性肺炎判定委員会で画像判定を行い,間質性肺炎の画像パターンと発現状況および患者背景などを検討した。39 例のなかから間質性肺炎の可能性ありと判断した25 例において,10 例のdiffuse alveolar damage(DAD)画像パターンが確認された。以上のことから,本剤の投与前には問診,画像検査による肺障害などの病歴確認が重要であると考えられた。
Full text loading...
/content/article/0385-0684/42050/595