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がん患者の口腔管理における院内歯科がない病院と地区歯科医師会との医科歯科連携
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JPY
Abstract
がん化学療法における口腔内併発症によりがん患者の栄養状態が悪化し,生活の質を低下させることがある。これらの口腔内併発症を減らすには予防的な介入が効果的である。当院には院内歯科や口腔外科がないため,地区歯科医師会との連携を試みた。まず,地区歯科医師会会員を対象に質問紙を用いた調査を行い,86%の歯科医師が当院との周術期口腔機能管理連携に関心をもっていることがわかった。さらに歯科処置の内容,バリアフリー・階段の有無など施設状況に関する情報を歯科医院から提供いただいた。地区歯科医師会と協議して,がん患者の口腔管理を改善することを目的として医科歯科連携票を作成した。また,がん医療に関する知識のアップデートを図るとともに,医科歯科連携を円滑にするため三段階の研修を企画・開催した。2015 年3 月現在,登録歯科施設数は計129 施設となり,すでに81 件の周術期医科歯科連携が実施された。
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