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大腸がん患者に対する加圧式携帯型持続注入器による5-FU持続静注の流速に及ぼすポート留置部位の影響
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JPY
Abstract
大腸がんに対する化学療法であるフルオロウラシル(5-FU)の46 時間持続静注のデバイスとして,加圧式携帯型持続注入器(以下,インフューザー)が用いられるが,流速に誤差が生じることが知られている。投与量または投与終了時間の誤差は5-FU の有効性や安全性に影響する可能性があるため,流速の誤差を極力低減することが求められる。流速への影響因子として希釈液の種類,気温および5-FU 濃度などが報告されているが,ポート留置部位の影響について検討した報告はない。そこで,本研究ではポート留置部位が異なる大腸がん患者を対象とし,インフューザーによる5-FU 持続静注の流速に影響する因子を検討した。その結果,ポート留置部位はインフューザーによる5-FU 持続静注の流速に影響する因子であることが明らかとなった。5-FU濃度や気温以外にポート留置部位も考慮し,流速の誤差を低減することが重要である。
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/content/article/0385-0684/42110/1391