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JPY
Abstract
早期乳癌に対する局所治療の手段としてnon-surgical ablationが報告されているが,その長期成績は未だ不明である。今回われわれは,原発性乳癌に対してラジオ波焼灼療法(radiofrequency ablation: RFA)を行い,その根治性・整容性・合併症を中心に長期的な成績について検証した。2006〜2010年にRFAを行った26 例を対象とした。皮膚熱傷などの有害事象は認めず,すべての症例において焼灼範囲に一致して硬結が生じ,経過とともに有意に縮小した(p<0.001)が,完全には消失しなかった。9 例では陳旧性の粗大石灰化が生じた。焼灼範囲が乳輪下領域に及んだ2 例では,乳頭変位などの変形が残存した。観察期間中央値88 か月において,再発を来した症例は認めなかった。厳密に症例を選択した場合,RFAの局所制御は良好であるが,硬結の残存や乳房の変形は皆無ではないことを十分に認識すべきと考えられた。
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/content/article/0385-0684/42120/1788