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在宅医療に参画する薬局が外来業務をとおして多職種連携を図れた1 例―R 配合経腸用液半固形剤への変更による経済的,介護的負担の軽減―
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JPY
Abstract
胃瘻からの経腸栄養管理を必要とする患者のなかには,胃食道逆流による誤嚥性肺炎を回避するために粘度調整食品などを併用するケースがある。このような患者は経腸栄養管理に伴う経済的・介護的負担を抱えていることが多い。今回,外来業務のなかで多職種連携を図り,経腸栄養剤を半固形剤へと変更することにより,年間で約12 万円の経済的負担軽減と約550 時間の介護時間削減が見込まれた症例を経験した。在宅医療を受けている患者のなかには,家庭環境や経済的事情などで訪問薬剤管理指導を受けずに家族が薬局に薬を取りにくるケースがある。外来業務においてもこのような患者・家族をサポートするためには,普段から在宅医療に参画している基盤(地域連携における顔のみえる関係)と訪問薬剤管理指導の経験などが重要である。居宅介護サービス状況や家族背景を把握した上で,薬剤師側の視点から情報提供や処方提案ができれば多職種連携は可能と考える。
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