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在宅緩和ケアにおけるがん患者看取り場所の選択―緩和ケア病棟か自宅か―
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JPY
Abstract
公立甲賀病院(当院)は2013年4 月に新築移転となり,同時に緩和ケア病棟を発足させた。今回はがん患者の最終的な看取りの場所とその選択をした要因について検討したので報告する。2014 年の1 年間に在宅療養から緩和ケア病棟で死亡したのは27例,在宅看取りをしたのは同時期に7 例であり,いずれも患者本人の希望に沿ったものがほとんどであった。当院では終末期を過ごしていただく際には患者本人の希望をいちばんとして尊重することとしており,家族にもそのことを理解してもらうようにしている。緩和ケア病棟が稼働したことで療養の選択肢が広がったことは間違いがないが,早くからの病状説明と患者および家族の意向をきいておくことが重要であり,院内のみではなく地域の医療福祉機関と密接な連携を行う必要がある。
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