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看取りを宣告されながら在宅療養で自力回復した女性高齢者の3 例
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JPY
Abstract
最近,病院治療終了時,いずれも病院側から看取りも視野に入れた在宅療養を告げられた形で退院をした女性高齢者3 例が当センターに紹介された。在宅療養を行ったところ,これらの症例は嚥下障害,炎症性病変,イレウス症状などをほぼ自力で回復し,現在平穏な日々を送っている。今後,超高齢化社会で統計上一人暮らしの女性高齢者が増加傾向にあるとともに,不必要な病院での医療は避け在宅療養の方向に向かいつつある状況のなかで,これらの女性高齢者3 例は宣告どおりの看取りで終わらず,在宅療養後も種々の疾患を自力で回復し,元気に元の生活に復されたので予後の説明には慎重さが求められた。一方,家族は患者が重症時困難な介護のなか医療側の看取りの説明に困惑することなく,明るく介護を行い普段の生活のなかでの一出来事としている姿が共通していた。
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