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癌性消化管狭窄患者に対する摂食回復支援食「あいーと(R)」の安全性ならびに満足度の検討
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JPY
Abstract
癌性消化管狭窄の通過障害で流動食や三分菜食程度までが摂取可能と判断された5 例に対し,酵素処理で通常食と同様の見た目であるがわずかな力で崩壊し流動性の得られる摂食回復支援食「あいーと(R)」を提供し,その安全性と患者満足度を評価した。観察期間7 日間のうち,1 日目と7 日目に従来食,2〜6 日目の昼食のみ「あいーと(R)」を提供,安全性として「腹痛」,「下痢」,「腹部膨満感」,「悪心」,「嘔吐」の有無と程度を評価し,満足度として「味」,「見た目」,「量」,「食べやすさ」,「全体の満足度」を6 段階で評価した。結果は,安全性では「あいーと(R)」摂取中1 例が食べ過ぎに起因すると考えられた嘔吐により中止となったが,他の症例では従来食と「あいーと(R)」でおおむね同等で,満足度は全評価項目で「あいーと(R)」の評価が高かった。「あいーと(R)」は従来食に比べて満足度が高く,癌性消化管狭窄症例への寄与の可能性が示唆された。
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/content/article/0385-0684/42141/79