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トリプルネガティブ乳がんに対する混合ペプチドワクチン(KRM-19)療法の臨床的検討
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JPY
Abstract
近年,分子標的治療薬を含め数多くの新薬の登場により,乳がんの治療成績は著しく向上した。一方,トリプルネガティブ乳がん(TNBC)においては,特に進行再発例に対する有効な治療法が未だ少なく,ホルモンレセプター陽性乳がん(Luminal type)やHER2 陽性乳がんに比べ予後は不良である。また,乳癌の治療効果に腫瘍免疫は深く関与することが確認されており,抗腫瘍免疫を誘導する治療法がますます注目されるようになってきている。われわれが行ってきた進行転移性乳癌に対するテーラーメイド型ペプチドワクチン(PV)の臨床試験(phaseⅡ)では,PV 投与により抗腫瘍免疫反応が誘導され,TNBC に対しても臨床的有用性が示唆された。これらの結果を踏まえ,TNBC を対象とする19 種の混合PV ワクチン(KRM-19)による早期第Ⅱ相試験を開始し,新たな治療戦略としての可能性を検討している。
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