No data available.
Please log in to see this content.
You have no subscription access to this content.
The full text of this article is not currently available.
外来がん化学療法における病院・薬局間の情報共有に関する実態調査と連携に向けた取り組み
Rent:
Rent this article for
JPY
Abstract
福岡大学病院(以下,当院)の外来がん化学療法患者は保険薬局(以下,薬局)で経口抗がん剤,支持療法薬および合併症治療薬の投薬を受けている。そこで,当院と薬局の情報共有の状況を把握するため,患者と薬局薬剤師にアンケート調査を行った。その結果,薬局薬剤師にがん化学療法を受けていることを伝えている患者は31%にすぎず,病院・薬局間の情報共有の必要性を理解している患者は少ないことが明らかとなった。また,薬局薬剤師は病院での治療薬・治療内容,病名および検査値などの情報を必要としていることが判明した。これらの結果を踏まえて,お薬手帳貼付用シールを改変し,薬局薬剤師と情報共有するための研修を実施した。今後,安全に外来がん化学療法を行うためには病院と薬局が連携し,患者情報を共有できるシステムの構築が急務であると思われる。
Full text loading...
/content/article/0385-0684/43110/1375