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地域におけるアドバンス・ケア・プランニングファシリテーターのための1日版教育プログラムの実現可能性研究
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JPY
Abstract
地域においてアドバンス・ケア・プランニングを推進することは重要である。Education For Implementing End-of-Life Discussion(E-FIELD)は,国立長寿医療研究センターが開発したアドバンス・ケア・プランニングファシリテーター(Advance Care Planning Facilitators: ACPFs)のための,2 日版教育プログラムである。しかし,このプログラムの内容を実行することを難しいと感じる講師もおり,多くの地域で実行するには,長すぎるプログラムであると感じる受講生もいる。この研究の目的は,地域における1 日版プログラムを用いた,ACPFs 教育の実現可能性を明らかにすることである。方法は,2015年5 月〜2016年3 月までの1 日版プログラムの実行から評価までのプロセスを記述し,プログラム実行の3 か月後に7 病院で行った振り返り会議の議事録を用いて,プログラムの有効性を評価した。結果はプログラムの実行から評価までに五つのステップが記述され,最終的な評価としては,五つのカテゴリーが抽出された。この研究でいちばん重要な点は,講師が効果的にプログラムの内容を教えるために,プログラム内の記述表現を短く,シンプルに変更する必要に迫られ,困難に感じたことで,次に重要な点は,知多半島でアドバンス・ケア・プランニングやエンド・オブ・ライフディスカッションを推進する会(G-ACPEL)の活動が,各病院内でのACP の推進に大いに役立ったことである。また,この研究の限界は小地域でしか実施されていない点である。結論として,地域で実施するACPFsのための1日版教育プログラムは実現可能である。
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/content/article/0385-0684/43141/47