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幽門狭窄を伴う胃癌に対してステント留置後に化学療法を行った11例
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JPY
Abstract
幽門狭窄を伴う進行胃癌に対し当科では積極的にステント留置を行い,化学療法を行っている。しかし,ステント留置後の化学療法の安全性についてはまとまった報告がない。当科でのステント留置後の化学療法の成績を報告する。2011〜2015 年までの間に当科で進行胃癌による幽門狭窄に対しステント留置を行った症例は15 例で,ステント留置後に化学療法を行ったのは11 例であった。化学療法は安全に施行可能であったが,CTCAEGrade 3 以上の貧血を7 例に認めた。また,再ステント留置を2 例に必要とした。ステントの移動や穿孔は認めなかった。ステント留置術は進行胃癌終末期の姑息的治療のみならず,幽門狭窄を伴う切除不能進行胃癌に対する集学的治療の一環になり得ると考えられた。
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