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FEC100療法翌日のペグフィルグラスチム投与が好中球数に与える影響
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JPY
Abstract
FEC100 療法(5-fluorouracil 500 mg/m2,epirubicin 100 mg/m2,cyclophosphamide 500 mg/m2)において,ペグフィルグラスチムを化学療法翌日に投与した際の好中球減少と発熱性好中球減少症(FN)の発症率,平均相対治療強度についてレトロスペクティブに調査を行った。また,レノグラスチムを投与した場合と比較した。その結果,ペグフィルグラスチムを投与した場合91.7%に,レノグラスチムを投与した場合63.2%にGrade 3〜4 の好中球減少を認めた。FN の発症率については使用するG-CSF 製剤間で有意な差は認められず(p=0.741),平均相対治療強度はそれぞれ0.98,0.97 と良好であった。日本人乳癌患者においてFEC100 療法を施行する場合,ペグフィルグラスチムを化学療法翌日に投与することはレノグラスチムを投与した場合とFN の発症率は変わらないが,FN のリスクを考慮すると避けることが望ましいことが示唆された。FEC100療法におけるペグフィルグラスチムの投与のタイミングについては今後の検討が必要である。
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/content/article/0385-0684/44020/149