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JPY
Abstract
軟部肉腫はいわゆる希少がんの代表である。一方で発生頻度の少ないがんでありながら,多彩な病理組織型より構成されるという特徴も持ち合わせている,極めてヘテロな集団でもある。このような軟部肉腫に対する治療開発には長年進展がみられなかった。しかしここ数年,分子標的薬をはじめとする有効な新規薬剤が複数登場した。これらの新規薬剤における個別の病理組織型に対する効果は未だに明らかではなく,専門家の間でもその適応に関しては議論がなされているのが現状である。本稿では軟部肉腫に対するドキソルビシン以外の薬剤のfirst-line治療薬としての適応,および近年承認された新規治療薬(パゾパニブ,エリブリン,トラベクテジン)における軟部肉腫に対するsecond-line 以降の適応に関して述べる。
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