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切除不能甲状腺未分化癌に対するレンバチニブの有効性と安全性の検討
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JPY
Abstract
レンバチニブは国内第Ⅱ相試験(208試験)において,切除不能甲状腺未分化癌(anaplastic thyroid cancer: ATC)に対して高い抗腫瘍効果が示されている。本稿では,2015 年5 月〜2016 年10 月までに当院で切除不能ATC に対してレンバチニブの投与を受けた7 例を対象に,その有効性と安全性について報告する。男女比は2:5,年齢中央値は78(72〜85)歳,診断時Stage ⅣA 1 例,Stage ⅣB 1 例,Stage ⅣC が5 例だった。部分奏効(PR)3 例,安定(SD)1 例,ORR 43%,DCR57%,PFS 中央値は4.1(1.1〜12.2)か月だった。Grade 3 以上の有害事象は消化管出血2 例,食欲不振が1 例に認められた。また,致死的合併症である頸動脈・静脈出血を来す可能性がある瘻孔形成を3 例に認めた。今後さらにデータを集積して,レンバチニブの長期成績を検討していく必要がある。
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/content/article/0385-0684/44080/695