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非小細胞肺癌における免疫チェックポイント阻害薬の新たなバイオマーカー抽出の可能性
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JPY
Abstract
免疫チェックポイント阻害薬のバイオマーカーの候補として,われわれは腫瘍組織中の変異遺伝子総数(mutationburden)に注目しているが,日常的に測定することは現実的でない。そこで,従来の臨床学的および免疫学的分子パラメータとmutation burdenの関連性を解析することでmutation burdenと相関があり,日常臨床で用いることのできる因子の抽出を試みた。非小細胞肺癌94 例について,次世代シークエンサーを用いた遺伝子解析と手術標本の免疫染色で免疫学的パラメータの評価を行い,臨床的因子も含め解析を行った。94 例中,腺癌75 例(79.8%),扁平上皮癌19 例(20.2%)。mutationburdenの中央値は54(10〜363)であった。単変量解析では扁平上皮癌,TP53 遺伝子変異陽性,EGFR 遺伝子変異陰性においてmutation burden が高い傾向を認めた。多変量解析ではTP53 およびEGFR 遺伝子変異の有無によってmutation burdenを予測できる可能性が考えられた。
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