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後ろ向き観察研究による非小細胞肺癌術後再発例における局所または全身治療実施後の臨床経過の評価
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JPY
Abstract
背景:非小細胞肺癌の術後再発に対しては全身化学療法が治療法としてあがるが,一方で局所または限局性遠隔転移再発例における局所治療の効果が報告されている。目的:非小細胞肺癌術後局所再発および限局性遠隔転移再発例における局所または全身治療実施後の臨床経過を評価する。方法:後方視的に診療データを解析しlogrank 検定により生存期間を比較した。結果: 22例を対象とした。progression free survival中央値は局所治療群15.1 か月,全身治療群(殺細胞性抗癌剤)6.3 か月,局所治療と全身治療(殺細胞性抗癌剤)併用群で13 か月であり,分子標的治療薬群2 例では41.3 か月,45.8か月において無増悪であった(p=0.265)。overall survival中央値は局所治療群26.5 か月,全身治療群(殺細胞性抗癌剤)20か月,局所治療と全身治療(殺細胞性抗癌剤)併用群37.9 か月(p=0.510)であった。治療後の増悪は,治療標的病変の再増大6 例,遠隔転移8 例,両者の混在が2 例に認められた。結論:局所治療を含む治療を受けた群において生存期間中央値がより長い結果が得られたが,統計学的有意差は検出されなかった。治療後の増悪は治療標的病変の再増大,遠隔転移ともに同程度に生じ得ることが示唆された。
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