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JPY
Abstract
肺がんにおいても,転移臓器や転移個数の数が少ない病態をoligometastasis と呼ぶことがある。生物学的な転移の機序を考えれば,個数が少なくても遠隔転移があれば全身性疾患であるはずであるが,局所治療のみで治る患者が経験されることから,oligometastasis は完治の魅惑とともに定義されることが多い。従来の報告のほとんどは後方視的であり,oligometastasisによる治療を系統的に解析したものはない。前向き第Ⅱ相試験にて局所治療を追加することで良好な結果が得られたことから,oligometastasis に対する局所治療の有効性を検証する第Ⅲ相試験も検討されている。進行期肺がんの治療がドライバー遺伝子変異に対する分子標的薬や免疫チェックポイント阻害薬により改善しているために,oligometastasisの患者選択がますます難しくなっている。
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