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炎症性乳癌型再発における治療経過中のIAP の変化について
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JPY
Abstract
根治手術後に炎症性乳癌型再発を来した症例について,全身の免疫状態をimmunosuppressive acidic protein(IAP)の発現から検討した。当科で手術を行った初発乳癌症例のうち炎症性乳癌型再発を認めた3 例を対象とした。初回手術前,炎症性乳癌型再発を認めた時点,治療経過中に採血を行った。得られた血漿についてIAP値を測定した。炎症性乳癌型再発までの期間の平均値は1.8年。再発時からの観察期間の中央値は19.8 か月であった。初回手術前に比べて炎症性乳癌型再発時のIAP値は有意に高かった。治療経過中に病態が改善してくるに従って,IAP値は低下していった。病態が再度深刻になるにつれてIAP値は再び上昇していった。炎症性乳癌型再発時にIAP値を測定することは意義があると考えられた。
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