No data available.
Please log in to see this content.
You have no subscription access to this content.
The full text of this article is not currently available.
Bridge to Surgery(BTS)としてステント留置術を施行した閉塞性大腸癌における全大腸内視鏡検査所見
Rent:
Rent this article for
JPY
Abstract
当院においてbridge to surgery(BTS)目的に大腸ステント治療が行われた閉塞性大腸癌34 例を対象とし,ステント留置後の内視鏡検査所見を中心に臨床的検討を行った。大腸ステント留置後の大腸内視鏡検査は29 例(85.3%)に施行され,そのうち28例(96.6%)では全大腸を観察し得た。併存病変は全大腸内視鏡検査を施行した28 例中22 例(78.6%)と高率に認められた。病変の内訳は,腺腫性ポリープ17 例(60.7%),多発癌5 例(17.9%),閉塞性大腸炎3 例(10.7%)であった(重複あり)。多発癌合併例では手術は全例一期的に行われ,多発癌も同時に切除された。大腸ステント留置後の大腸内視鏡検査は併存病変の術前診断と切除範囲の決定に重要であり,この点からもBTS としての大腸ステントの有用性が示された。
Full text loading...
/content/article/0385-0684/44120/1238