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JPY
Abstract
局所進行大腸癌では術前化学療法により腫瘍縮小,局所コントロール,遠隔転移抑制をめざしている。R0手術が不適な局所進行大腸癌に対しmFOLFOX6/XELOX+bevacizumabを 3 か月施行後,手術とした。遠隔転移のない局所進行大腸癌に対する治療成績を検討した。対象は34 例で,年齢は62.7 歳であった。直腸癌23 例,S 状結腸癌11 例であった。化学療法前診断ではT4b 30 例,N+ 25 例(N3 10 例)であった。26 例で化学療法前に人工肛門が造設された。腫瘍径の縮小率は33.6±28.2%。腫瘍マーカー減少率は,CEA: 38.5±39.4%,CA19-9: 62.8±42.3%。8 例の骨盤内臓全摘術を含め23 例で合併切除が行われた。R0率85.3%であった。組織学的効果判定ではGrade 1a 以下20 例,Grade 1b 6 例,Grade 2 5 例,Grade 3 3 例であった。再発は9 例でGrade 1a 以下が8 例,5 年生存率は74.6%であった。局所進行直腸癌に対する術前化学療法は,特に有効例において局所のみならず全身への治療としての有用性が期待される。
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