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JPY
Abstract
高齢大腸癌患者の治療に当たっての基本原則は若年者と同様であるが,年齢に関連した臓器機能の低下や,生命予後に関与するような併存疾患をもつことから,薬物療法における副作用のリスクやQOL への影響を考慮する必要がある。治療ガイドラインでは標準治療が適用できる患者とそうでない患者に分けて治療戦略を検討することとなっているが,具体的にどのようにしてこれらを分けるかの規準は記載されておらず,担当医の判断にゆだねられているというところが現状である。より適切に評価するために,まずはG8 などを用いてスクリーニングを行い,リスクの高い高齢者機能評価を行うことがInternational Society of Geriatric Oncology(SIOG)より提唱されている。このような評価により得られた結果から実地臨床においてどのように現場が対応するかについては,現在,様々な取り組みがなされているところである。
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