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術前化学療法後のcN2 ⅢA 期非小細胞肺癌切除例の検討
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JPY
Abstract
CT と FDG-PET/CT によりcN2 ⅢA期非小細胞肺癌(NSCLC)と診断され,プラチナ製剤を含む2 剤併用化学療法を2〜3コース実施しPR が得られた4 症例に肺切除術を実施した。上葉切除した3 例は完全切除できたが,中下葉切除した1 例は葉間リンパ節転移が一部遺残した。3 例で術後にも2 コース化学療法を追加したが,1 例は術後合併症のため実施できなかった。術前化学療法後にリンパ節転移がすべて消失していた1 例は,術後7 年経過し無再発生存中である。肺内リンパ節転移のみ残存していた1 例は,脳・髄膜転移を来して術後3 年で死亡した。多数の縦隔・肺門リンパ節に転移が残存していた2 例は,いずれも早期に局所再発を来して死亡した。結果として治療効果,特にN因子のdownstageが予後を左右していた。cN2 ⅢA 期NSCLC に対する導入療法後の手術において,術前化学療法のレジメンの強化や放射線療法の併用などの治療効果を上げる方策と,導入療法後の手術症例をN因子のdownstage症例に限るなどの厳格な選択が必要と思われる。
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/content/article/0385-0684/45040/673