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JPY
Abstract
背景: 胃癌肝転移に対する肝切除の適応は明確に定まっていないのが現状である。対象と方法: 2008 年1 月〜2016 年1月までに当院で胃癌肝転移に対して肝切除を施行した12 例を対象に,同時性転移の9 例と異時性転移の3 例に分けて予後・手術の有用性について検討した。結果:全症例の5 年生存率は42.3%で,生存期間中央値は2.0 年であった。また,切除後の1 年以内再発率は75%と高率で再発形式は肝転移が最多であった。同時性転移の5 年生存率は59.3%,異時性転移の5 年生存率は0%であった。考察:今回の検討では両群含めて1 年以内再発率は75%と高率であったが,術後の化学療法の導入と継続が予後の延長に寄与したと考えられた。また,同時性転移においては初回手術前に微小転移巣をコントロールすることと,R0 手術を行うことが重要であると考えられた。結語:当院での胃癌肝転移に対する肝切除症例につき文献的考察を加え報告した。
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/content/article/0385-0684/45040/731