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食道癌術症例における在宅療養1 年間での栄養指標と体重減少の関係性の検討
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JPY
Abstract
食道亜全摘一期的再建術後の21 例(術後補助化学療法未実施)を対象とし,術前から術後1 年までの目標に対する摂取熱量(%),術前と比較した体重(%),Alb,Hb,TTR,T-Cho の推移と各指標間の相関関係を調査した。結果,摂取熱量は術後1 か月時が目標値の87%で最も減少し,術後1 年時には目標に到達しTTRの推移と有意な正の相関関係(r=0.82,p=0.02)があり,T-Choの推移と相関傾向(r=0.70,p=0.14)があった。体重は術後約6 か月時が最低値89%で以降は安定しており,AlbとHb の推移と有意な負の相関関係(vs Alb: r=−0.82,p=0.01,vs Hb: r=−0.87,p=0.01)があった。AlbやHb は体重が減少している比較的術後早期に改善するため体重と負の相関がみられたが,TTR は半減期が摂取熱量の評価の期間とおおよそ一致することからも短期的な摂取熱量の指標としての意義があり,T-Cho と併せて術後病状安定時の摂取量評価に利用できると考えられた。
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/content/article/0385-0684/45041/101