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JPY
Abstract
東京労災病院で経験したCV ポート感染例について臨床的検討を行った。2015 年4 月〜2017 年1 月に東京労災病院でCV ポート感染が疑われ,血液培養2 セットおよびカテーテル先端培養から同一菌種が検出され,診断が確定された14 例を対象とした。患者背景,原因菌,qSOFA score,CV ポート留置期間,局所の炎症所見の有無,予後などについて解析した。原因菌はCNSが7例(50%),Staphylococcus aureus 3 例(21%),Candida 4 例(29%)であった。CNS 感染例では診察時qSOFA scoreが1以下の症例が多く(71%),CNSでは菌血症を起こしても臓器障害は来しにくい可能性が考えられた。局所の炎症所見が認められたのはCNS の3 例のみであった。局所に炎症所見を認めない症例はMRSA(18%),Candida(36%)などの割合が多く治療困難となる可能性が考えられた。
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/content/article/0385-0684/45041/107